ワー

7/14

雑記

原作厨

何か作品にあたろうとする際に、「あっアニメ化されてるじゃん、じゃあアニメで観よ」となる人のことが信じられない。
アニメ化というのはメディアミックスであって、原作の要素を再構成して単体で完結するアニメに仕上げるのだから、(多くの場合原作が未完結のまま作り始められる)アニメのストーリーが原作より面白くなることはそうそうないだろう。原作を忠実になぞるにしても、漫画や小説とアニメではそもそも表現技法が違うのだから、どこかに無理が出てくる。稀に構成力と演出力で原作より遥かに面白くなっているアニメもあるが、大概はそうではない。「アニメ化決定」の報が出た瞬間が盛り上がりのピークとなり、結局はほとんど話題にもならないまま去っていく。そういった作品を最初に観て、「じゃあ原作も読もう」となるだろうか? 好きな作品の話をするたびに「ああ、アレね……アニメ観たわ……」と謂れのない失望を顔に浮かべられるのは、もう耐えられない。
ということで、『裏世界ピクニック』は原作を読んでください。いや何を措いても勧めるかというとちょっとアレだけど、アニメよりはずっと面白いから。

オルタナティブでない百合

3回生のときだろうか。大学の課題の合間に読んだ社会学の雑誌に、「オタク」を扱ったものがあった。そこでは「オタク」のひとつの特徴として、作品が提示する本筋を一旦脇に置き、オルタナティブな読解を探求していくことが挙げられていた。オタクは作品をただ受動的に受け止めるだけでなく、能動的に他の読み方を探していくというのだ。どういう内容だったかほとんど忘れてしまったが、とにかくそういう話がされていたことと、参考文献にワンピースのゾロ×サンジBL同人誌が挙げられていたことだけは覚えている。今調べたら2002年の雑誌だったので、だいぶ「オタク」の指す層が今から見ると古くなっているのだろうが、ともかく当時は「オタク」はそういうものとして捉えられていた。
例に出ていたのはBLだったが、いわゆる「百合」もやはりかつてはほとんどが「オルタナティブな読解」の結果であった。本筋の中に「百合」を捉えていた作品は少数派も少数派だったように思う(単なる肌感覚だが)。しかし今日Twitterで、レヴュースタァライトについて「みんな関係性の話ばかりしている」というようなツイートを見かけてちょっと衝撃を受けた。レヴュースタァライトに限らず、いまや1クールに1つは百合要素のあるアニメが放送され、書店に行けば百合コーナーがデカデカと設置されていたりする。知らない内に、オルタナティブな読解ではなく本筋として「百合」が表れる作品が増えていたのだ……
超今更な話ではあるが、今日改めてそれを実感した。嬉しいですね。もっとみんな関係性の話ばかりしてほしい。

よかったもの

note.com

youtu.be

鍵のツイートだが、

ボーイッシュ受けやりたいだけのやつ、男勝りなキャラクターの脳をスカスカにするので狂牛病ウイルスとか保菌してそう

これを見てゲラゲラ笑ってしまった。priest_teaでは絶対にそんな話しないが、オタクの悪口が大好きなので。狂牛病ウイルスて。

筋トレ

バーベルスクワット 60 * 7 * 1, 100 * 9 * 2, 100 * 5 * 1
レッグカール 62.5 * 10 * 1, 60 * 10 * 2
レッグエクステンション 62.5 * 10 * 3
腿が平行になるまでしゃがむことを意識したい。