ワー

9/24

雑記

クラッシュ

結局カーブに突っ込み、11時近くまでやってなんとか形だけ終わった。おしまい。

御無礼

むこうぶち』が55巻まで各巻11円だったので揃えた。かつてはサークルの部室に全巻あり、麻雀がわからないなりに読んでは「ツキを溜めるってなんだよ……」と思っていた覚えがある。傀さんの魔性の男感もさることながら、他キャラたちの関係性もなかなかアツい。『嘘喰い』を読んだひとはひしひしと実感したと思うのだけど、ギャンブルって関係性なんですよね。相手のことを知り、寄り添い、想像した上で裏をかく、そういった話が嬉しくないはずがあるだろうか?

地雷

「これ言うほど百合か?」とか「百合を超えた何か!」みたいな感想に対してはさすがにもう「君の信じる百合があるんだね……」としか思わなくなってきたけど、「これ同性でやる必要あった?」という感想を見ると未だに瞬間湯沸かし器と化しかけてしまう。恋愛モノを見るたびに「これ異性でやる必要あった?」と聞きつづけてみてほしい。同性であることにテーマ性が多く見られた時代はもうとっくに過ぎている。
「安易に恋愛にしてほしくなかった」みたいな感想も結構やかまし~~と思う。確かにこれだけ振り回してこんなベッタベタなオチかい、みたいな作品もあるにはあるけど、不思議なことにこういう感想がついているのは「あえて恋愛を描く」という決意が伝わってくる作品ばかりだ(や○君とか、つ○たべとかね)。自分の好みならそれこそこういう日記とかに書いていれば良い。真面目に読む気がないのなら、作品に紐づくところに感想を残さないでほしい。

そうはいっても

どうやら最近、好きな同人作家が同ジャンルの同人作家と付き合いはじめたっぽい(!)。ジャンルが百合というのもあって安易に「リアル百合カプ」みたいなノリで消費がなされはじめており、本人たちもそういった粘ついた祝福を喜んでいるようだ。けど、個人的に最近カップルの崩壊でハチャメチャにされまくったということもあり(ny…hnしかり、Cro…ckしかり)、興奮するより「これ別れたらもうこのジャンルの絵描いてくれなくなるんじゃ……」という杞憂のほうが先に来てしまう。「お幸せに」というコメントがやけに切実に響く。

よかったもの

It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back - Public Enemy

youtu.be

ヒップホップの金字塔ということで…… メッセージ性の強いアルバムながら歌詞をちゃんと見てないので魅力の半分もわかっていないと思うのだけど、音だけでも訴えかけるパワフルさは伝わってくる。スクラッチサウンドコラージュには自信が満ち溢れていて、これが革新的な一枚だったことが伝わってくる(時代を牽引したようなアルバムには、なんだか自信が満ちているような感覚がある。それはおそらく評価が定まった今聴いているからなのだろうが……)

E - にせんねんもんだい

nisennenmondai.bandcamp.com

削ぎ落としはどんどん進行して、もはやここまでいくとノイズの耳……メルツバウを聴いていたときのような「展開とかよりも、今鳴っている音に注力する」みたいな聴き方になってしまう。これもいいけど、やっぱり『FAN』が好みド真ん中だっただけに落胆してしまう気持ちはある。ぼくは良いリスナーではなかったということで……

スピッツ - スピッツ

かなりしっかりロックというか、バンドサウンドが前面に出ていて驚いた。元はパンクバンドだったとWikipediaに書いてあったが、確かなパンクの息吹を感じる。
そしてやっぱり歌詞がいい。「うめぼし」とか好きです。