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雑記
月刊
髪を切った。毎月ダ・ヴィンチを読むために髪を切っているところがあるのだが、今回は早く行き過ぎたせいでまだ今月号が出ていなかった! しょうがないので月刊Gallopを読んだ。美容院で競馬雑誌と文学雑誌を読む人、絶対近寄りたくないな。
床屋トーク
「床屋政談」という言葉があるように、髪を切られながらの会話は言いっぱなしの気楽なものと相場が決まっているらしい。今日は美容師さんの「この間一人で金沢行ってきて」「ボク結構一人で旅行するんですよ~」という話にボンヤリと相づちを打っていたのだけど、カット後のシャンプー待ちをしていたらその美容師さんが他の客に「ボク一人で旅行ってあんまりしないんですけど」と言っているのが聞こえてきて流石にビックリした。相手に合わせて演じる人格を変えているのか!? 言いっぱなしなのはいいにしても、ずいぶんスリリングな労働なんだな……
崩御
キズナアイさんの無期限活動休止が発表された。Vの象徴的存在がいなくなってしまうわけなので普通にショックなんだが、ここ1~2年はロクに動画も見ていなかったということもあり(動画再生数の落ち込みも陣営に負担をかけていたことだろう)、素直に「推しの引退」として受容することを許されない感じがある。「感覚的には「崩御」に近い」と言っている人がいたが、そんな感じなんだろうと思う(崩御を経験したことはないが)。コントレイルの引退発表のほうがよほど「推しの引退」感があったな。
逆境
それにしても、ショックな活動休止を発表する配信を見ているときが一番生を実感するというか、『逆境ナイン』の「これが逆境だ!!」という大ゴマみたいな心境になる。そもそもVに関しては不安定な業界で不安定な関係性をおっかなびっくり築き上げていく様子に惹かれている部分が大きいので、個人的には全員行き着くべきところは引退以外ないという気持ちがある(マジで最悪な受容だな……)
なので、活動が安定して軌道に載ってくると一気に興味がなくなってしまう。それで見なくなってしまったVがたくさんいる。殺してくれ、人の苦闘を食う最悪なオタクを……
短歌
締切ギリギリアウトで歌会に提出。普段は一首に30分~1時間くらいかけちゃうのだけど、今回は焦っていたので5分で出した。案の定、見返してみると箸にも棒にもかからないといった感じ。費用対効果はともかく、納得のためには推敲は必要。
よかったもの
#黛冬優子誕生祭2021 pic.twitter.com/aTzzHWczbL
— なかじまだよ (@An_Nakazima) 2021年12月4日
ぼくは6歳のときに旅先の北海道の山道で一人で迷子になり、仕方なくヒッチハイクで滞在先まで帰った経験があるのだけど、その話をTwitterに書いたら「嘘松刑事」というアカウント名の人がリプライしてきて、詳細な状況について尋問をされたあと、「嘘松ではないと判断します」と言われたことがある。
— R As Well (@Luzwell) 2021年12月4日
このツイート自体が嘘松構文っぽくなっているのがテクニカルで良い。
肛門に異物を挿入して病院に行った人がみんな「尻もちをついた」と言うのは、事故ということにしないと保険が下りないかららしい。勉強になった。
eastern youthワンマン
正直あんまりちゃんと聴いてないバンドだったが、超よかった!!
有機的な演奏かつ個々人の裁量が音にハッキリ出ていて、スリーピースの嬉しい部分が全部あった。何よりも、ギターボーカル吉野寿氏のパフォーマンスがめちゃくちゃいい! 終始楽しそうにギターを弾く姿がとにかく嬉しい。あんなに幸せそうな説教アルペジオ聴いたことないよ。
吉野氏といえばスキンヘッドと眼鏡とポロシャツなのだが、今日もフレッドペリーのポロシャツにスラックス、アディダスのスニーカーという出で立ちが決まっていた。フレッドペリーとスキンヘッドといえば今やすっかりネオナチのイメージが強くなってしまったが、吉野氏が影響を受けたのはUKのスキンズの方だ。
それにしても、いつも嬉しそうで、担当楽器はギター、ポロシャツがトレードマークで、アディダスのスニーカーを履いている……
最近、そんな人を見たような……
あっ!!