ワー

2021年に買ってよかったもの10選

これはなに

ベストバイ企画が好き、という話をしたらフォロワー内にも書いてくれる人が出そうなので、義理を通すためにまずは自分から書くことにしました。

1. オートミール

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在宅勤務で朝から食パンや菓子パンを貪っているとブクブク太りますし、買い物に行くのも億劫になるので「朝は炭水化物食いたいけど、パンは切れてるし、今から米を炊くのも……」という事態が発生しがちでした。そこで導入したのがオートミール。 とかく「鳥の餌」とか「食えたもんじゃない」とか馬鹿にされがちな押し麦ですが、個人的にはけっこうよかったです。
何より、大容量で買えるし一食40g程度という長持ちっぷりがうれしいところ。余裕があれば前日から牛乳やヨーグルトに漬けてオーバーナイトオーツにすればいいし、面倒なら適当に牛乳なりスープなり注いで1分~1分半くらいチンすればそれだけでも結構おいしいです。味付けはお好みで。
今の季節は鍋物や汁物を多めに作り、毎朝適当な量取り分けてオートミールを入れてチンするor煮ると雑炊みたいな感じで食べられるのでオススメ。
とはいえ、人によって合う合わないがハッキリ別れがちなのでいきなり1.2kgとかは厳しいかも。まずは少量から試したほうがいいと思います。

2. ノースフェイスのランドセル

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これが今年ダントツのベストバイかも。今年ぼくが最も多く取った行動は「ジムに行き、スーパーで買い物をし、帰る」というものだったのですが、この一連の動作をスムーズに行うためには、

  • ジム用品とスーパーで買ったものが全部収まる容量
  • それらをスムーズに出し入れできるアクセスの良さ

この両方が必要。それをこのヒューズボックスが一気に叶えてくれたというわけです。とにかくガバガバ入れられてガバガバ取り出せるのはありがたい限り。大学時代に背負っている同期たちに逆張りしている場合ではなかった……
登下校の高校生とカブりまくるのは若干苦しいけど、逆に流行っている(どころかもう定番に収まっている)おかげでメ○カリに5000円くらいで流れているのもうれしいポイント。

3. 『1984年』のノート

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今年は日記や短歌を始めたせいか、メモをする機会が増えました。パッとメモをするにはスマホで事足りますし、実際便利でしたが、全然見返さないということにも気付きました。結局のところ、パラパラめくれるノートはちゃんとあったほうがいいということです。
これはRollbahnなので表紙もガッシリしていてサイズもちょうどいいし、何より箔押しの入った表紙がカッコよくてオタク的にもうれしいのがポイント。メモをめちゃくちゃ取ったかというとそうでもないけれど、所有欲的にはいい買い物だったのではと思います。

4. BASE BREAD

shop.basefood.co.jp

8月頭くらいに新型コロナウイルスに感染したのですが、その後遺症で8月いっぱいくらいは食べ物の風味がわかりませんでした。そうなると当然食欲も減退し、料理なんてする気もなくなる……そんなときに役立ってくれたのがBASE BREADでした。
あんまり味の評判はよくなかったけど、どうせ味がわかんないなら栄養があるほうがうれしい!嗅覚障害下で最も役に立ってくれた気がします。味がわかるようになってきたら自炊の量も増えたので、定期購買は自然とフェードアウトしました(相当よくない消費の仕方だな……)

5. モバイルバッテリー付き充電器

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「充電器を忘れた!」と「モバイルバッテリーを忘れた!」は旅行におけるニ大やらかしポイントだと勝手に思っていますが、この商品でモバイルバッテリーと充電器が一体になったことで、旅行のときはこれ一つ持っていけばいいことに。巾着袋がついているので、その中に常時ケーブルを入れておけばとりあえず充電切れの心配はなくなります。まあまあ重いけれど、旅行カバンに放り込むなら誤差の範疇。

6. ワイヤレスイヤホン WF-1000XM4

https://www.yodobashi.com/product/100000001006144614/

今まではSHUREの名機・SE215のワイヤレスイヤホン(左右一体タイプ)を使っていたのですが、ジムなどで使う時は自然と周りの音をかき消すために音量が大きくなり、耳へのダメージが心配になってきていました。そこに、ノイズキャンセリング機能の評判が良かった当機のセール情報が飛び込んできたので、勢いで購入。結果、かなり満足しています。
まず使ってみて思ったことは、意外と左右一体タイプのケーブルは邪魔になっていたんだな、ということ。特に筋トレをする際にひっかからないのは大きい利点です。本命のノイズキャンセリング機能は思った以上にすごく、電車の中でもはっきりとドラムやベースのニュアンスを聴くことができます。「どうせ外でしか使わないのに、良いイヤホンなんていらないのでは?」とも思っていましたが、ノイズキャンセリングはそんな屋外のデメリットをかなり低減してくれました。
懸念点は案外落ちやすいこと、それから失くしそうなことですが、今のところまだ失くしたことはないのでその点は評価から外します。AirPodsみたいにケースが充実していれば失くす確率も下がるのでしょうが、そこまで売れている機種ではないというのがつらいところ。「決まったところに置く」「むやみに下を向かない」等の基本的対策でやっていくしかなし。

7. ビーフィーT

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今年の夏は緊急事態宣言の影響もあり、ほとんどお出かけらしいお出かけをしませんでした。そうなると服を選んだりするのも億劫……ということで、毎日「これ着とけばいい!」みたいな普段着のTシャツが欲しくなり購入しました。
とにかくガッシリしていて、いくら洗っても全然へたれないので、ガンガン着てガンガン洗濯できます。むしろ洗濯すればするほど柔らかくなって着やすくなったりします。しかも仮にへたれたところで、セール時に買えば1枚1000円くらいなので痛くも痒くもないです。随分お世話になりました。

8. 洗顔ネット

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マスクをしていると接触による肌荒れがものすごく、すぐに口や鼻の周りが吹き出物だらけになります。ただでさえ触っただけで吹き出物ができるのに、毎日ゴシゴシ顔を擦っていたらえらいことになる……ということで、少しでも刺激を和らげるために泡立てネットを使うことにしました。
実際それなりに効果はあった気がするし、何より泡で洗顔するのは気持ちがいいです。泡が濃密すぎて量つけすぎると窒息しかけるのが玉にキズですが。安い洗顔ネットだとすぐへたれたりするらしいですが、今回買ったバルクオムのやつは(若干高いだけあって)ずっとモチモチの泡を提供し続けてくれています。

9. キッチン用蓋付きゴミ箱

item.rakuten.co.jp

夏の間にコバエと腐臭に悩まされていたところ、「蓋付きのゴミ箱を買えば良い」と教えてもらえました。
考えてみればそりゃそうなんですが、導入したところ思った以上にコバエと臭いがなくなって一気に快適に。ものを捨てるときに「これ三角コーナーかな、ゴミ箱かな……」と悩むこともなくなりました(適当に放り込んでもゴミの日に腐臭がするだけであんまり害がないので)。
案外こういう「ふつうにみんな持ってるけどぼくだけが知らないグッズ」というのはありそうです。人の家全然行かないし。行っても本棚しか見ないし(最悪)。

10. コントレイルぬいぐるみ

shop.northern-horsepark.jp

個人的には、今年の最も大きなトピックといえば、競馬を見始めたことでしょう。ウマ娘のアプリが配信されるということで予習のために調べはじめたところ、狂ったようにハマり、過去の馬たちでは飽き足らず、結局現在の競馬にも手を出し始めたのでした。
デビュー前の2歳馬たちを応援するPOGという遊びなんかもやっていますが、やっぱり一番気になっていたのは現在GⅠで勝ち星を挙げるようなスターホース。中でもコントレイルは、美しい中にもかわいさが残るルックスも含めて特別な存在でした。なかなか勝ちきれず、悔しい思いをした時期もありましたが、そんなときグリーンチャンネルWebを見ながらこのぬいぐるみを抱えて祈っていたのもいい思い出です。
馬券も感熱式になった今、残らないものが多い競馬という趣味のなかで、アイドルホースぬいぐるみは特別な地位を占めているのではないでしょうか。本当に?

ふりかえり

思い返してみると、そもそも全然ものを買ってないですね。服とか本とか音源とかはそれなりに買ったけど、それは別カウントにしたいし(Tシャツ入れちゃったけど……)。そもそもがインドア派なので家とジムの往復がほとんどで、そんなに「閉塞感に立ち向かうための消費」とか「暮らしの向上」とかに意識が向かなかった気がします。今あるもので大体満足しちゃってるし。
生活や人となりがモノに反映されるようなベストバイが好きなのですが、自分の場合は生活と消費が全然結びついていないことがよくわかりました。こと今年に関しては生活というのはほとんど趣味のことであり、趣味は本と音楽に集約されています。そのせいで、思った以上に書くことがなく、無味なベストバイになってしまったなあという感じがします。
せっかくなので、本編と音源編もやりたいですね。余力があれば……