ワー

1/19

雑記

軽さ

昼に映画「ユンヒへ」の情報を見て調べてみたところ、公開館が立川と新宿しかなかった。そして、新宿のほうは今日なら1200円で見られるらしい……ということで、気合を入れて終業後に見に行った。どうせ家にいてもネットサーフィンで終わっていたのでよかったと思う。今年はフットワーク軽くやっていきたいと思います。

重さ

そうなると気になるのがコロナの状況。もはや洒落にならんくらい感染者数が増えており、TL上にも感染者が散見されるが、デルタ株のときとは感染者の様子が全然違う。みんな「症状としては風邪と変わらないのですが……」といった具合なのだ。ぼくなんてあんなに苦しんだ挙げ句1ヶ月以上嗅覚を奪われたのに。もちろん個人差はあるだろうけど、変異株でこんなに変わるものなのか。
たまたま見たテレビでは、松本○志が「重傷者数も少ないし症状も軽いんなら、もう集団免疫でいったほうがいいんじゃないですか」と話していた。そういう方向性になったら身体の弱い方やワクチンを打てない方にとってはえらいことだと思うし、とんでもないことを話すなと思うけれど、一方で自分のこととしては「かかっても軽症率高いなら、ライブとかが開催されてるうちに行きまくったほうがええな」という思いもよぎってしまう。う~ん……

Wordle

www.powerlanguage.co.uk

はじめました。

Wordle 214 4/6

⬜🟩⬜⬜⬜
⬜⬜⬜⬜🟨
🟨🟩⬜🟨⬜
🟩🟩🟩🟩🟩

サーチ用の単語選びが甘かった。
まずは2単語で母音を網羅して、そこから絞り始めるのがよさそう。
なぜ母音を当てたいかというと、英単語を思いつくためには口の中でモゴモゴ唱えつつ記憶を辿る必要があるから。
……と思ったけど、実際はとにかく頻出文字を入れることで緑を増やして、字面から記憶を辿ったほうがよかったりするのかも?
とりあえず明日は前者のやり方で試してみたい。

直木賞

『同志少女よ、敵を撃て』単勝一点買いで読んでおいたけれど外した。
年末に同本を買った時、一緒にいた友達に「直木賞獲ったときに古参ぶりたいから読んでおくんだよね」と半ば冗談で話したら「一番しょうもない動機やな」と言われたことをよく覚えている。気持ちはわかるけど、いくらなんでも直球すぎん?

よかったもの

websekai.iwanami.co.jp

mochizukisana.com

drive.google.com

映画『ユンヒへ』

yunhiheだと思ったらyunhi/eだった。

transformer.co.jp

韓国で暮らすシングルマザーのユンヒが受け取った、一通の手紙。母の手紙を盗み見てしまった高校生の娘セボムは、自分の知らない母の姿をそこに見つけ、手紙の差出人であるジュンに会わせる決心をする。セボムに強引に誘われるかたちで、ジュンが暮らす小樽へ旅立つユンヒ。それは20年前の自分と向き合う、心の旅でもあった―。

めちゃくちゃよかった。20年間会っていないひとを思うことと、会わなかった期間のことを思うこと、そして今関わっているひとのことを思うこと。思惟とお互いへの働きかけが、雪深い小樽の街を舞台として静かに描かれる。雪は深いけれど、その下には確かに温かい土がある…… 終わってから反芻するにしたがってどんどん「めっちゃよかったな……」という思いが強まる映画だった。
以下ネタバレ反転。
この映画の持つ重みは、おそらく多くの観客にとっては終盤に了解されることになる。それは、ユンヒとジュンが韓国で暮らしていたということに起因する重みなのだが、途中までは(舞台が小樽ということもあって)そのことを意識する機会が少ないように思う。あるシーンで、ジュンは自分を口説こうとする女性に対してこのようなことを話す。
「わたしは韓国で生まれたんだけど、日本に来てからはそれを誰にも言わなかった。だって、それを言ったところで、得することなんてひとつもないから。あなたも、自分が得をしないことは言わないほうがいい。……言いたいことは、わかるでしょ?」
これは結構衝撃的だった。皆まで言わせない優しい断りのテクニックでもあるし、どうしようもない拒絶でもある。そして、カミングアウトすら退けるような言葉はあまりにも冷たい……ユンヒとジュンは、韓国で愛しあったのだった。日本よりはるかにLGBTに対する風当たりが強く、未だにパートナーシップ制度を導入する自治体がひとつもない国で。その後のユンヒの独白もあいまって、二人の受けた傷の深さに改めて呆然とさせられてしまう。 誰の意志とも関係なく日々は積もっていき、断絶は未だに深い。けれど。

「雪は、いつ止むのかしら。」

雪が止まないとしても。