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雑記
料理
フォロワーが料理をしまくっている。ぼくもしばらく在宅なので料理もできるっちゃできるんだが、そんなやる気はなく……
基本的にちゃんとしたものを作らない期はなにかしらを大量に作って、毎食そればかり食べている。友達には「エサ」と言われたが、材料を大量に買って大量に作ったほうが1食あたりの値段も安くなるので、自炊人（じすいんちゅ）にとって同じものを食い続けるスキルはかなり重要だと思う。ここ最近はずっと鶏むね肉の鍋料理を作っています。
よかったもの
note.com 「環○」関連の記事を漁っていた。一般名詞を使うことによって検索されにくくする、という逆SEOの手法が闇の組織っぽくてカッコいい。手口がまんまカルトなのもすごい。そもそも、社名を言わずにマルチ勧誘するのは犯罪だってこと初めて知ったな。
NEEDY GIRL OVERDOSE
21日にリリースされたゲーム。ED残り7つくらいまで来た。
一周で長くても2～3時間の短いゲームだが、演出も音楽（Aiobahn！）も凝っていて満足感がある。何より、シナリオにもキャラ造形にも台詞にも照れが一切ないのがいい。様々なサブカルチャーからの引用もほとんど記号としての意味しか持たず、というか配信内容のほとんどは記号の寄せ集めでできている（そういう皮肉とも取れる）。パターンをパターンとして消費するのに振り切ってるというか…… ここまで来たら全ED埋めたい。
『春原さんのうた』
めちゃくちゃよかった（普段映画を見ないので映画に対する点が甘い？）。観ている途中は「こ……こんなにすべてを説明しない映画やっていいんですか？？」とうろたえる気持ちの方が大きかったけど、終わってみるとじわじわとよかったなという気持ちが大きくなってきた。映画ってそういうもんなんかな。
あらすじ
美術館での仕事を辞めてカフェでのアルバイトを始めた沙知（24）は常連客から勧められたアパートの部屋に引越しをする。そこでの新しい生活を始めた沙知だったが、心にはもう会うことの叶わないパートナーの姿が残っている。
今後映画を見る予定があったとしても、あらすじは今見ておいたほうがよさそう。なぜかって、このあらすじが解説されることは一切ないからだ。映画は沙知の新生活の場面からスタートするが、なぜ沙知が新生活を始めたのかという説明はないし、たぶん普通に見ていたら中～後半までわからないと思う。推理しながら見るのもそれはそれで楽しいけど、それに脳のリソースを割くのは勿体ないような……
そのことを『春原さんのうた』の準備をしてる間もいまもずっと考えてる。『春原さんのうた』はレズビアン映画。脚本を書いた私はヘテロセクシャル。とツイートで簡単に言えてしまうことも含めて考える必要がある。そして、ジャンルとしてはいわゆる恋愛映画ではなく、強いて言えばただのドラマ。 https://t.co/hKIuYJO5Fx
— 杉田協士 (@kyoshisugita) 2021年9月11日
監督も言う通りレズビアンを描いた映画なのだが、そこは全く主軸になく、恋愛映画ですらない。ぼくはそのことについてなにか言える立場でもない気がするが、「レズビアンであること」が話の軸だった『ユンヒへ』とは対照的に見えた。
以下ネタバレ。
とにかく説明のない映画。生活のワンシーンがどれも思ったよりちょっと長いカットで切り取られ、どれだけの時間が経ったのかも観客にはわからないまま次のカットへ向かう。この映画は東直子の短歌を原作として作られているのだけど、そういう日々のスナップショットの連続が映画という形をなすのはなんとなく歌集っぽくもある。そういう意識なんだろうか。
生活や登場人物たちの動きはどれも微妙な塩梅で肩透かし感があり、「物語にならない」感じがある。既存の筋に落とし込めない感じ。沙知は別にずっと悲しんでいるわけでもないし、周りの人も妙な距離感を保っている。ので、「ああ、こういう人のこういうシーンね……」と納得することができない。
それだけに、時折強い感情が表に出るシーンではこちらもグッときてしまう。沙知まわりも良かったが、個人的に一番良かったのは剛おじさんが突然泣くシーン。沙知とおばさん（剛の妹？）が沙知の家で昼ごはんを食べていた痕跡を見つけた剛おじさんが、突然泣き出してしまうところだ。なぜ泣いたかは一切説明されないので、沙知が困惑するのと一緒に観客も困惑することになるのだが、おそらくおじさんはここで春原さんと沙知のかつての昼食に思いを馳せ――もしかすると沙知が未だに二人分の皿を出さずにはいられないと誤解して――あまりの不憫さに涙を落としたのだ。それに遅れて気付き、ぼくは結構衝撃を受けた。人と噛み合わなさそうなおじさんの感受性に、そしてそれを何の説明もなく見せる脚本のすごさに。こんなシーン、あっていいんだ……
パンフレットも超よかった。全脚本が載っている（！）し、寄せられている感想にも「あっ、このシーンってそういうこと！？」という気付きがあった。この内容の充実っぷりで1000円は破格。観に行く人はぜひ買ってください。観てない人はここ読んでないだろうけど。
筋トレ
ハーフデッドリフト 70 * 5 * 1, 110 * 7 * 1, 140 * 5 * 1, 150 * 5 * 3
ベントオーバーロー 50 * 10 * 3
ラットプルダウン 45 * 10 * 3
マシンアームカール 45 * 7 * 1, 39 * 7 * 1, 33 * 10 * 1
150kgになるとパワーグリップをしていても握力がキツい。握力雑魚部
