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雑記
エネルギー切れ
『ナチュン』を読みまくっていたせいで5時間も眠れないまま仕事に突入したが、全然やる気が出なかったし常に眠かった。休日に睡眠時間もあまり取らずエルデンリングをやったときは「まだ全然徹夜いけるな」と思っていたが、やりたくもないことに向かうエネルギーは睡眠不足だとほとんど出ないらしい。
エネルギー効率
そうはいってもこれは別に歳のせいとかではないし、なんなら睡眠時間にすら関係ない。昔からデスクワークやミーティングに着手すると一瞬で寝てしまうので、爆速で信用を失ってきた。「眠いのはやる気がないせい」という論調はまかり通っている気がするけど、眠気ってやる気云々で耐えられるものではなくないですか？ マンツーマンの打ち合わせですら寝てしまうのは本当によくないと思っているのだけど、これって薬とかでどうにかならないもんだろうか。あいにくカフェインは全然効かないし……
よかったもの
海老原武『ＮＨＫ「１００分ｄｅ名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か』
読み終わった。ブックス特別章ではサルトルの政治思想と現代の社会運動（SEALDs、反原発、アラブの春……）が接続されており、そこには著者の政治思想も多分に含まれるのだけど、こういう章があるほうがむしろ講義っぽくてうれしいねと思った。サルトルは「政治的にフラット」では一切なかったということで、その解説書が強く政治への考え方を打ち出すのは自然な接続のように思える。 「１００分ｄｅ名著」ブックス、いいすね。
都留泰作『ナチュン』
今日だけ無料で全話読めた。おもれ～～！！
ジャンルとしてはワイドスクリーンバロックと呼んでもいいんじゃなかろうか。度々『虎よ、虎よ！』を思い出すシーンもあったし。時間・空間ともに壮大なスケールで描かれるストーリー、圧巻の描き込み、SF的なハッタリの効かせ方は大友克洋あたりを思わせるところもあるけれど、どこか気の抜ける瞬間の挟み方は独特の味な気がする。傑作だった。
『仮面／ペルソナ』
ずっと「……？」となりながら見た。要素やシーンを抜き出せばカッコいいところはいくつもあるけど、常に【これ、なんの話～？】月岡恋鐘になりながら見ていた気がする。自分なりに何かを受け取るにしても、ちょっと映画経験値が足りなかった気がする。とりあえず、見たということで……
