ワー

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雑記

サイト

個人サイトがある程度形になってきた。シンプルだが、他に載せたいものもないし。

hanasome-sotai.com

場所というだけあって、サイトをいじっているとなんだか部屋の模様替えをしているような気分になる。コロナ禍でますます「自分の城を持つ」というか、自分がコントロールする、デザインする領域を持つということに関心が向かう風潮が増したけれど(たぶん)、ウェブサイトを作るというのはなかなかしっくり来る。物理的な領域は維持が大変だけれど、ウェブサイトは拡張こそすれ維持に割く労力はほとんどないし。

乗り換え

ということで、そろそろ日記も個人サイトの方に移動しようかと思います。はてなブログさんには公式ツイッターで取り上げていただいたりずいぶんお世話になったし、個人サイトはまだまだはてなブログほど機能が充実していないけれど。
YouTubeとかTwitterの埋込みができるのは大きかったな。あれはそのうち実装できるといいな。どうやるんだろ。なんかどうもMarkdown→html変換時にパースしないといけないっぽいが……

出先

とはいえ、明日から二泊三日で旅行に出るので日記はおやすみ。はてなブログはその気になればスマホでも更新できたけど、個人サイトではそうはいかない(github.devでできるらしいけど、面倒!)のが難点だが、どのみち出先でどうしても日記を更新したいことなんてそうそうないし、いいや。

よかったもの

natalie.mu

日本SF作家クラブ『ポストコロナのSF』

読み終わった。ハズレの予感しかしてなかったけど、かなり面白かった。「○○を題材にいろいろな人が書く」みたいな企画は、ともすれば切り口の突飛さだけが先行する一発ネタみたいなのになりやすい気がするけれど、コロナくらい大きな現象ともなれば各自が様々な切り口を持ったところで違和感は生まれないらしい。「それコロナ関係ある?」みたいな話もあるにはあったけれども。
後半は飛浩隆「空の幽契」、津原泰水「カタル、ハナル、キユ」、天沢時生「ドストピア」がよかった。飛浩隆のは『アステリズムに花束を』の「海の双翼」のいわゆる二次創作(ただし直接のつながりはない)だったのだが、モチーフの転回がすごい。ウェットなファンタジーだった原作のある一面を自身の作風に落とし込んでいるというか、作品の二次創作というよりは作品から考えたことを二次創作にしているというか……そしてそうしたメタな創作の構造自体がこの作品のテーマにもなっている。テクすぎるだろ。