ワー

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雑記

嗅覚に訴える

業務の用事で横浜駅へ(月曜ぶりの外出)。横浜駅はいつも東口あたりのワッフル屋に行列ができているのだが、それは確実にあの一帯に甘い香りを漂わせているからで、なんというか、そういうのっていいのかよという気持ちになる。
匂いは目以上に情報を遮断することが難しいのだから、例えば服屋がディフューザーを店外に向けて放射したり、花屋が匂いの超強い花ばかり店外に出したり、我も我もと匂い戦略に乗り出したら収集がつかなくなってしまうんじゃなかろうか。匂いに弱く、香水のテスターで吐き気を催すぼくとしては、そうなったら大変だ。幸いまだ人工的な匂いが街に氾濫するようなことにはなっていないが、危うい均衡の上に成り立っているんじゃないだろうか。

イメージ

髪を切った。1ヶ月と1週間ぶりで、まあまあ膨らんでしまっていたが、今月は大赤字なのでカット代の数千円が苦しい。
シャニマス特集が組まれたファミ通が読めたが、「ファミ通を読んでいるところを美容師さんに見られたくない」という謎の意地で読まなかった。でも結局ダ・ヴィンチCLAMP特集とGALLOP(競馬雑誌)を熟読したので印象としてはあまり変わらない気がする。シャニマス特集、読んでおけばよかった。
美容師さんから「最近どっか旅行行きました? 僕、新潟と金沢と大阪行ってきたんですけど……」と話を振られたが、「これもまたウソなんじゃないか?」という思いがちらついてあまりノレなかった。別に話の内容がウソだろうと何の不利益も被らないのでいいのだが、例えば前回の内容を踏まえて「この間も金沢行ってましたよね笑」と言ったとき、金沢行きが嘘だった場合、気まずい感じになってしまうことが予想される。そう思うと、ウソをついた実績がある人との会話はやりづらい。
まあ、その対応も含めてプロなんだろうし、何を言ってもいいのだろうけど……

USEN

話せないことといえば、美容院の店内にはいつも最近の日本語ヒップホップがかかっており、それがずっと気になっている。USENタブレット(そういうのがあるらしい)で選択してかけている、と他の客との会話から聞こえてきたが、それをもって「ヒップホップ好きなんですか!?」とは言いにくい。雰囲気を求めてかけているだけかもしれないし。
今日の退店時に流れていたのは「GILA GILA」だった。Awichいいっすよね!(素振り) 武道館公演見ました?(素振り)

よかったもの

伴名練 編『日本SFの臨界点 石黒達昌──冬至草/雪女』

2篇だけ読んだ。2篇ともひっそりと失われた科学的発見に関する話で、言っちゃなんだがいわゆる「Wikipedia文学」に馴染んだぼくには読みやすい感じ。
冬至草」のほうが好きだった。特にラストのぶっ飛び方。

サニーデイ・サービス - DANCE TO THE POPCORN CITY

youtu.be

ツアーから何曲かピックアップ、PA卓から直に撮ったそのままの音源らしい。ジャケットもまさにそういう感じ。
サニーデイ・サービスはああ見えて(?)ゴリゴリのライブバンドなのだが、このライブ盤は特にそのすさまじい熱気を伝えてくれる。録音のいい意味での汚さも相まって、tr.7「Tシャツ」なんかはもうほとんどパブロックだ。いや~、生で聴いてみたいな……