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雑記
暴力
なんとなくマンガアプリで『白竜』を読み始めた。ちょっと社会派っぽい素振りを見せつつも、結局は限りなくシンプルに暴力で全てを解決していて気持ちがいい。各話のナンバリングも「暴力の①」「暴力の②」といった具合なので筋金入りだ。暴力の①て。
病状
熱はない。相変わらず味覚・嗅覚障害。 鼻の奥が痛すぎる! 一呼吸ごとに鼻に水を流し込まれているような感覚。たまらずカロナールを飲んだ。高熱が出たときも飲まなかったのに……
よかったもの
完全に明日は我が身なので怖い。
バイオリンも足してみました https://t.co/uTRMHWGpCK pic.twitter.com/hyI5deRkNz
— れいな|reinable (@reina_ble) 2021年8月12日
agraph - the shader
もはや押しも押されもせぬ有名音楽家・牛尾憲輔氏のソロプロジェクト。ジャンルとしてはエレクトロニカということになるのだろう。
この系統にしては滔々とした流れとメロディがあって聴きやすい……と思うのだが、それは音の密度が高いということかもしれない。スカスカ感は一切なく、常に何かしらの音がビシビシと鳴らされている。
こういうジャンルをどう聴けばいいかはあんまりわかんないですね……未だに……
水野学『センスは知識からはじまる』
センスとは「数値化できない事象の良し悪しを最適化する」こと。そのためには、自分の中にものさしを持たなければいけない。そしてそのものさしは「普通」も含めた多くのものを知識として持つことでしか作られない……というような話である。ついでに現在「センス」がどれだけ重要かという話の一環で、クリエイティブディレクターという耳慣れない職業が何をしているかも語られる。
王道と流行を知れば作るべきプロダクトも自ずと見えてくる……というのはいかにもクリエイティブディレクターっぽい思考。「それっぽさ」の芯を食うことが大事とまで言ってしまっている(本書中では「シズル感」と言われているが)。お仕事でデザインの判断を任されたけど全然とっかかりがない……みたいな人にはいいかもしれないが、これを盲信して「センスのある人間になろう」と行動していったら行き着く先はファイトクラブの爆破された部屋じゃないだろうか。実際、著者は代官山に事務所を構えてワーゲンのビートルに乗っているわけである。ヒューッ!