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雑記
久々の外出
久々に外に出た。最後に外に出たのは病院に行った時だから、実に一週間強ぶり……なのだが、実際出てみると特に感慨はなかった。気温は快適だったし、鼻が壊れているので外の匂いもわからない。ジムに向かっていつも通りの道をいつも通りに歩いただけだ。「こんなもんか」という感じ。長らく旅行に出ていても翌日に出勤する際には自然と身体が動くのと同じだ。日常への順応は早い。
ジムに着く直前に、世間では今はお盆にあたることに気がついた。不安になって調べてみると、案の定ジムも夏季休業期間。そのまま帰るのも癪なので、ちょっと足を伸ばしてディスクユニオンに向かった。
最寄りのディスクユニオンは、場所がわかりにくいこともあってか、いつ行ってもプログレ欄をじっとりと眺め回すおじさんとメタルを漁るおじさんとレコードを高速でdigるおじさんしかいない。換気が良いかはわからないが、狭い店内ながら密とは程遠いので安心して物色することができる。今回買ったのは以下の5枚。
- King Crimson - Last Live Show
- Osanna - Palepoli
- ポチャカイテ・マルコ - ポチャカイテ・マルコ
- U-zhaan - Tabla Rock Mountain
- 吉田達也 - 磨崖仏
一番上のは見慣れないジャケットだと思ったら、70年代クリムゾンの正真正銘のラストライブを記録したUnofficial Release……つまりブートレグらしい。ディスクユニオンではこの手のブートレグをたまに見かける。絶対にサブスクに入らないし再発もされないものだが、こういうのを集めだしたら本当にキリがないのでほどほどに付き合っていきたい。
食と栄養
味覚障害下における栄養摂取の最適なソリューションとして、Base Breadを注文した。
どうせ味がわからんのなら、できるだけ手軽に栄養が取れたほうがよい。それも調理の必要がないほうがよい。簡単な理屈である。届くのが楽しみ。
病状
味覚障害・嗅覚障害は相変わらずだが、鼻の痛みは若干引いた気がする。療養期間が終わったので、パルスオキシメーターを自治体に返却する必要がある。そのうちやる。
よかったもの
厚切りジェイソン、初期は「pAttern見えてきたよ」と発音していたのに、人気が出てきてからは「pattErn見えてきたよ」と発音するようになっていた
— 鼻毛が出でている (@OpenHanage) 2021年8月14日
「カスのインターネット、カスタネット」ってみんなが常に何かを叩いてることを暗示しているらしい
— 人間が大好き (@hito_horobe) 2021年8月9日
— トデス子'\ (@todesking) 2021年8月15日
流石にそんな真面目には覚えてないので、「『あ』\u3042 より気持ち後だからカタカナ4文字、その後の \u3042 に近いやつは平仮名の前半、その次はえーと \u5fc3『心』の直後となると部首『心』+1画…… あっじゃあ『ログインが必要です』か?」ぐらいの思考ステップは要りますhttps://t.co/KWcWsqh8BN
— hsjoihs (@hsjoihs) 2021年8月9日
疲れたけど眠くない…って部屋で一人ぼーっとしながらもそもそアイス食ってる深夜、今RTAinJapan何やってるんだろ?と思って配信付けてみたら変なゲームの世界一クラスのRTAが解説付きで行われていてそれを数万人が見守っている、その幸福感すごいんですよ 皆ゲームが大好きなんだな 俺もだよ
— 赤りんご (@aka_ringo) 2021年8月15日
良いツイート。ある競技の祭典というのは、その競技に関わる人間が可視化される貴重な機会でもある。
news.denfaminicogamer.jp
RiJのRFAパートは本当によかった。走者は体操→コスプレイヤー→フィジーカーを目指していたということで、その仕上がりすぎた肉体にも納得だ。
ぼくは筋トレを始めたものの腕と肩が枯れ枝のように細いのがコンプレックスなので、トレーニングメニューを教えてほしい(ほしがり)
Shygirl - ALIAS
ジャケットがキモい。ヒップホップとテクノを横断し、ライブパフォーマンスで高い評価を得ているアーティストということだが、シンプルにずっと気持ちいい音が鳴っていて嬉しい。アルバムに一曲は欲しいタイプの佳曲が集まって出来た感じのアルバム。
ランタンパレード - love is the mystery
8/14に出たばかりの新譜。ハードコアパンク出身のシンガーソングライターが曽我部恵一に見初められたという異色の経歴のソロプロジェクト。ふだんはサンプリングループを主体にした曲作りをしているらしいが、今作ではバンド形式。バンドにはレーベルの主である曽我部恵一も参加している。
独特の妙に馴染むような肌触りがある楽曲群で、ボーカルがやたら浮いたようなミックスもその温かみのある朴訥さを際立たせる。これも雨の日に聴けてよかったのでは。
羽柴実里・zinbei『酒と鬼はニ合まで』
嬉しい!!!!!!
ブログをずっと読んでくれていた熱心な読者(いるのか?)なら、これがぼくの好きなタイプの作品であることはすぐにわかるはずだ――つまり、この作品が扱うのは「生活」であり、要するに「異なる二者が完全にわかりあうことなく、それでもわかりあおうとしながら共同生活を行う様子」である。
主人公のナオリはカクテルが好きなぼっちの女子大生だが、ひょんなことから人に作ってもらう酒を主食とする鬼のひなたに出会ってしまう。そして当然のように、二人は同居を開始する。
二人の遠慮のしあいや、零れてしまった心情の掬い上げ方が好き……なのはもちろんのこと、登場するカクテルがそこらのレシピ通りではなく、バーのようなオリジナルのひと手間が加わっているのもこの漫画の好きなところ。家で作ってみたいというよりは外に飲みに行きたくなる。このご時世ではなかなか難しいが……早く落ち着かないかな~