ワー

10/22

雑記

作業

今日は何も出来なかった。家でやる気が出ないともう完全に終わりになってしまうのだが、ずっとリモートでやってきた人たちはなにか対策法を持っているのだろうか。知りたい。

作業用

シャニマスの作業用プレイリストが公開された。どこでも聴けない曲が聴ける上に(プレイリストの前にサブスクを解禁してくれという声は当然ある)、動画もけっこう凝っている。

youtu.be

曲をつなげた長い動画を出す際に「作業用」と半ば言い訳のようにつけるのは少なくとも10何年前からあった文化のような気がするが、実際のところ音楽を聴くような「作業」が必要になるシチュエーションはどれだけあるものだろうか。絵を描いたり物を作ったり、無心で手を動かすまさに「作業」のフェイズがある人はいるだろうけど、そういった人たちはファン全体からしてみれば圧倒的に少数派なのではという気がする。
とはいえ、何をするにも音楽を流しながら行える人はいるし(信じられないことに、音楽を聞きながら勉強する人すらいる!)、思ったより聞き流せる長時間の動画というのは需要があるものなんだろうか。自分がそうでないことが大きいのだろうが、けっこう懐疑的だ。

抽選

申し込んでいた10/31の東京競馬場指定席チケットを逃した。天皇賞秋、観たかった……
倍率はなぜか中間結果だけがJRA公式サイトで公開されているのだが、だいたい低いシートでも6倍くらいになってたっぽい。やっぱりGⅠはそうそう当たらないようだ。ジャパンカップはなんとかして当てたい!

アニメ感想

小林さんちのメイドラゴン

ようやく観終わった。食らいすぎて時折停止と小休止をはさむ必要があり、一話見るのに一時間くらい使うのでなかなか1クール観終われなかった。
奇跡のようなアニメ(べた褒め)。概要を見た時は「張りのない日々を送るくたびれた現代社会人のもとにメイドのドラゴンが現れてワチャワチャの大混乱!?」というコメディをイメージしていたが、それはこの作品の一側面でしかないと思う。本作において、トールは透明になれたり、小林さんにしか見えなかったり、都合のいい時にだけ現れたりする非日常の怪異ではない……現代日本社会の一員として、小林さんとともに生きていく決意をした一個人なのだ。ということは当然、自分がドラゴンであるということ、それでも人間社会で生きていくということの歪みを引き受けることになる。社会に受け入れられない欲望と”本当の自分”を持つ異世界の住人をいみじくもコミケに接続した7話に象徴されるように、その葛藤は社会からの疎外感を持つ人間にとっても他人事ではないものだ。社会に馴染みようがない生物たちが、それでも誰かを、そして現代日本社会を選んで生きていくという姿を描いた作品が、この『小林さんちのメイドラゴン』だと思う。
ドラゴンたち、中でもトールは日常生活では元の姿に戻ることはできず、窮屈な人間の姿に身をやつすしかない。2話で片鱗が見えたように、ドラゴンはそのままではどうあっても社会に馴染めないからだ……だからこそ、トールが元の姿に戻ることができるのは小林さんの前だけなのだ。そして小林さんはトールのことをよく見ていて、適切なタイミングで元に戻ることを促したりする。そういった寓意的な表現がみずみずしく胸に迫る。3話や7話、10話はそういった関係の妙味も味わえる回で、やっぱりそのシーンで一時停止してしばらく呼吸を落ち着ける必要があった。
他にも2話の手のシーンとか、8話の唐突な脚のアップ(8話の絵コンテは「リズと青い鳥」での脚の表現が話題を呼んだ(?)山田尚子)がやたらよかった話とか、DVD特典だった14話がとにかくよかった話とか、そもそもOPの曲が良すぎる話とか、曲の割に映像がアレすぎる話とか、いろいろあるけど書いていると切りがないのでこのへんにしておきます。奇跡のようなアニメ(二回目)

よかったもの

ミスをした職員は解雇された。

ロシア感が強い。(スプートニクはロシアの政府系メディア)

anond.hatelabo.jp

www.redbull.com

Sam Gendel & Josiah Steinbrick - Mouthfeel / Serene

「寒すぎてSam Gendelになった」というようなツイートを見かけてSam Gendelって誰かな……となったので聴くことにした。Sam GendelはLAを拠点とするサックス奏者とのことだが、近年はコンポーザーやマルチインストゥルメンタリストとしても有名だとか。折坂悠太とコラボしたりもしている。
Josiah Steinbrickも同じくマルチインストゥルメンタリストで、ハードコアパンクで活躍してきたとのことなのだが、あんまり情報がない。ホンマかいな?
ミニマルやアンビエントと呼ばれるジャンルになるのだろうけど、その中を丸い音のサックスが漂っていく……というあんまり聴いたことのない感じで楽しい。サックスの可能性の拡張を感じる。

Sam Gendel & Sam Wilkes - Music For Saxofone & Bass Guitar More Songs

今度はベーシストのSam Wilkesとの作品。二人ともLouis Coleのバンドでサポートをやっていたらしいが、そういったつながりだからか今作はかなりヒップホップ+ジャズ的……つまりLAジャズらしい仕上がり。
Music For Saxofone & Bass GuitarとはいってもキースのJasmineみたいな本当に2人だけの編成という感じではなく、あくまでサックスとベースが主役という感じ。Lo-fi Hiphop的なひっかかりのないチル感と歌心を両立させている演奏がかなり好み。