ワー

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雑記

歌姫

昨日ゴチャゴチャ言っていたものの結局行った。雰囲気だけ……と思っていたのに気付いたら結構買ってしまっていた。チマチマ読んでいきます。

イベント毎

イベントがあるとフォロワーに会えたりする。2ch全盛期に育った我々世代はネットに顔を出さない……というのは共通見解としてよく挙げられる気がするが、オフ会に関してはその限りではないし、結構誘ってしまう(サークルの友達は2chの突発OFF板でいきなり全く知らない人と飲んだりしていた。さすがにそこまでではないが、オフに対して抵抗の薄い方だとは思う)。
一回目はなんとなく「オフ」という気構えがあるが、二回会ったらもう割と「ネットで会った人」から「友達」の範疇にシフトしてしまいがち。このへんは人によって認識が分かれるところだとは思う。先の突発OFFの友達はひと目見た瞬間から友達と認識するらしかった。内への広がり方がすごい。

よかったもの

綿矢りさ『ひらいて』

読み終わった。すごすぎる。まずあらすじからしてすごい。

“たとえ”という名の男子に恋をした女子高生・愛。彼の恋人が同級生の美雪だということを知り、次第に接近する。火のように激しい気性を持った愛は、二人の穏やかな交際がどうしても理解できず、苛立ち、ついにはなぜか美雪の唇を奪う――。身勝手にあたりをなぎ倒し、傷つけ、そして傷ついて。芥川賞受賞作『蹴りたい背中』以来、著者が久しぶりに高校生の青春と恋愛を詩的に描いた傑作小説。

途中まではまあ「青春と恋愛」なんかなという感じだが、

ついにはなぜか美雪の唇を奪う――。

ここは明らかに様子がおかしい。しかも唇を奪うどころか結局抱くとこまでいく。もうとにかく主人公が暴走機関車なのである。外面と内面を見事に切り離してうまく立ち回ってきた主人公は、些細なきっかけの積み重ねによって完全にそのバランスを欠いてしまう。そして暴走の果てに、彼女が辿り着いたのは……
セリフはちょっと説明過多っぽく感じてしまうが、内面描写の美しさと勢いには舌を巻く。愛と恋についてウイスキーテイスティングノートみたく比喩を並べだすシーンなんかはかなり食らってしまった(そういうシーンがある)。女同士の行為シーンの描写も詩的さと生々しさのバランスが良く、喫茶店でものすごい顔になりながら読んでしまった(マスクがあってよかった)。グイグイ引きずり込まれる展開の力強さと文章の繊細な美しさがある傑作。

PK shampoo - PK shampoo.wav

1stフルアルバム。これまでもチラチラ聴いてはいたものの、ボーカルが埋もれてヨレている感じがあまり好みではなく、一応聴いとくか……くらいの距離感だった。
しかし、そんな評価はこのアルバムで完全にひっくり返ってしまった! 再録でボーカルの力強さが増し音の厚みが増し、全体的にやりすぎなくらいやかましくなったことで一気に好みの音に。その轟音っぷりはシューゲイザーチックですらあり、シューゲイザーを聴きまくっていた今の耳によく馴染む。
ボーカルが際立ったことで歌メロと歌詞の良さもより響くようになった。学生っぽいごちゃごちゃした思考と街と生活、ぼんやりとした閉塞感、そしてそれをまとめて怒鳴り散らす力強さ……有り体に言ってしまえば、かつてハヌマーンに求めていたものがここにある気がする。ライブには学生が多いとのことだったが、むべなるかなという感じ。

筋トレ

チンニング 補助19 * 10 * 2, 22 * 8 * 2
マシンローイング 35 * 10 * 3
ラットプルダウン 45 * 10 * 3
インクラインアームカール 8 * 10 * 3
背中に対するモチベが低すぎ。