ワー

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電車の中で書いているので簡略版です。

雑記

知ったかぶり

昨日、今日会う予定の友達から「そういえば、前話題に出てた本読んだわw 明日感想言うw」というような連絡が来て面食らった。確かに話題には出したけど、ぼくはその本を読んでいない! とはいえ、普通は話題に出す=読んだだよな……ということで責任を感じて(本が薄かったのもあり)特急で読み切ることにした。要らんプライドを発揮してしまったのはよくなかったけど、本を読む駆動力になったのはよかったと思います。

よかったもの

上田岳弘『ニムロッド』

なんとか読み終わった。感想は明日、書けたら……

『ディア・エヴァン・ハンセン』

ミュージカルが元の映画。ミュージカルが元だけあって歌にめちゃくちゃ気合が入っており、特に主演の歌声はかすれ具合といい裏声の混じり方といい胸に迫る! ただ高校生の役なのにやたら老けている(28歳)のはトレードオフか。
ストーリーはなんだかノンフィクションっぽい清濁併せ呑み方が必要。完全に良い事が起こるパート↔苦難のパートみたいなわかりやすい作りではあるのだけど、前者のパートはたくさんのものを踏みにじっており、でもそれで救われた人もおり……みたいな複雑な構造にもなっている。前半は様々な生きにくさを抱えた人のためのパート、後半は主人公のためのパート、みたいな割り切り方ができればいいのだけど、そう簡単でもないし……いかにもストレートな教訓劇っぽい雰囲気でここまで割り切れない話も珍しい気がする。
話の内容になんだかエモラップの隆盛とシンクロするところがあり、アメリカではそういう流れがあったんかな〜と思ったりしたけど、どうなんでしょうね?