ワー

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雑記

浪費

起きたのは10時頃だったものの、急いで歌会の詠草を作り、作りおきの昼食を食べたら14時。そこからジムに行くかどうかでうだうだしていたら夕方。
これはいかん!と思い着替えてジムに行く用意を整えるも、なんとなく目についたゲームを起動したのが運の尽き、結局クリアするころにはもうジムが閉まっていた。おお、もう……
何か目標があるわけじゃなし、何もできない休日があってもよいというのはもっともなんだけど、実際ボンヤリしているうちに終わってしまうとだいぶ喪失感がある。週末は絶対予定を決めるぞ~!!

百合文芸

さすがにそろそろ何か書きたい、と思い始めたところ、百合文芸小説コンテストの話が目に入った。そういえば試しに一次創作書いてみたいと思ってたんだよね、もう始まってたのか~とサイトを開いてみたらもう締め切りまで2週間もない。おお、もう……
万事この調子なので、一生同人誌なんか作れる気がしない。そもそも書き終わったらすぐ絶叫しながらどっか投げたくなっちゃうし。スティーブン・キングは『書くことについて』で「書き終わった小説は半年ほど寝かせて、もう覚えていないくらいの状態で推敲をする」と言っていたけど、とんでもない話だ。半年前の自分の文章なんて、まともな精神状態で読めるもんじゃない。

よかったもの

Death Coming

store.steampowered.com

積んでたゲーム。5時間くらいでクリア。
適切なギミックを操作してどんどん人を殺していく殺人ピタゴラスイッチゲーム。ギミックは植木鉢を落として下の人を殺すといったシンプルなものから、通信装置を起動してUFOを呼ぶといった大掛かりなものまで様々あり、深く考えずに触っているだけでも楽しい。ちょっとした操作で人が死ぬと……楽しい!!
ただ、ちゃんと達成条件を満たしていこうとすると結構大変で、何回もリスタートを繰り返さなければならない程度のシビアさが出てくる。サクッとも遊べるし徹底的に向き合うこともできるし、塩梅がちょうどよかった。
どのステージも手が込んでいるが、クリア後のボーナスステージが一番好きだった。ネタバレなので詳しくは言えないが、ステージのコンセプトもギミックのややこしさもいい。

西村賢太苦役列車

表題作のみ読み終わった。私小説ということだけど、自分を主人公に据えてここまで衒いもなく汚さを描けるのはすさまじい気がする。生ぬるく臭う息遣いが伝わってきそうだ。何しろ1ページ目から朝勃ちしたチンポに無理やり角度をつけて小便をする描写が載るわけで、その卑しさは尋常ではない。
やってることの酷さでいえば、女の実家に無理やり住んではキレて冷蔵庫をぶん投げる中上健次作品の主人公の方がはるかに酷かったのだけど、それでも中上健次にはどこか「わかってくれとは言わないが……」的な衒いがあった。今作のそれは衒いと言うよりはどちらかというと卑下的な笑いを感じる。
文章も読ませるものだしまとまりもいい、間違いなく面白かったが、このテイストを何作品も読みたいかと言われると…… まあ、いいかな……