ワー

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雑記

溜め攻撃

春服を買わないと、と思っていたのに、気付いたら一日中寝てしまった。おかげでこの時間(深夜3時)になってもまったく眠れそうにないのだけど、もうそれはしょうがない。今日は寝溜めということにして、明日以降いろいろ片付けよう。

カスのシャニマスクイズ大会

フォロワーがRTしていたこのツイートを見て参加したが、めっぽうよかった。内容を紹介するのも無粋だが、まあ日記だしということでひとつ……
最初の問題はだいたい以下のようなものだった。

Q:英語ではStirrerと呼ばれ、金属製やプラスティック製などがある、カクテルなどの飲み物をかき混ぜる棒である樋口円香ってなーんだ?
A:樋口マドラー

次はこうだ。

Q:澄んだ水の冷涼な土地で生育するため主に静岡県や長野県で栽培されている、強い刺激性のある香味を持つアブラナ科の植物である芹沢あさひってなーんだ?
A:芹沢わさび

このへんで、ははあ、と思う。要するにクイズのヒントとしてシャニマスアイドルの名前がくっついているだけで、中身は普通のクイズなのだな。
しかし、次の問題から様子が変わってくる。

Q:めちゃくちゃ辛い芹沢わさびってなーんだ?
A:激辛わさび

その先はもうご覧の有様だ。

このように、参加してみないとなかなか伝わらないと思うが、問題の流れや天丼のタイミングが絶妙で、出題がひとつのエンターテイメントとして成立していたように思う。ずっと笑いっぱなしだったし、なんだか公演を見たような満足感すらあった。いや、カスであることは確かなんだけども。
次回もあれば、ぜひ参加してみたい。

よかったもの

www.youtube.com

息を呑む、というかこういうことで息を呑まされてしまうことが怖いようなライブテイク。

ddnavi.com

『戦争は女の顔をしていない』はこれを読んだ人が「漫画化したい」と思うこと自体が信じられないような剥き出しの重みを持った本なのだが、そのへんの感覚が富野由悠季の歯に衣着せぬ物言いによってうまく消化されている。

原作 羽柴実里・作画 zinbei『酒と鬼は二合まで』3巻

う~ん…… どんどんNot for meな方向になっていくな。
どうしようもない世間への馴染めなさを「鬼」というわかりやすい属性に表象しつつ、あくまで地に足のついた生活を描く、というところに惹かれていた作品なのだけど、2巻途中からどんどん冒険・伝奇・エンタメの方向に舵が切られている印象。要素としてもあんまりカクテル作りと暴力が噛み合っているようには見えないし、バトルの作画も爽快感がない。4巻が合わなかったら、先はもういいかな。

今井哲也『ぼくらのよあけ』

comic-days.com

全10話。今度映画化するとのことで、18時まで無料になっていた。
めちゃくちゃよかった………… 今井哲也氏のこと、ツイッターにいてたまにSFやアニメの話をする人、程度にしか思ってなかったけど、天才じゃないですか……
現在も無料で読める第1話を読んだだけで、既に傑作であることが伺い知れる。スマートで映像的な表現、「あ~確かにあったな~!」と唸ってしまうような少年の生活のディテール、SF的ガジェットが一般化した社会の説得力ある見せ方、そして王道ながらワクワクさせられてしまうジュブナイル的展開。こんなん面白くないわけがない。
久々に「こんなん描けたら『あがり』でしょ」、と思ってしまうような漫画に出会った気がする。逆にこれの後に何描くんだ? 今井哲也作品、漁ってみようかな。