ワー

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雑記

転勤

元同期が遠くに転勤するということで、軽い送別会に行ってきた。転勤先にはぼくも行ったことがあるが、工場があり、広い道路があり、田んぼがあり、以上、という感じの土地。けれど、元同期は車が必要になること以外は特に心配していないようだった。
ぼくは人に生活を規定されることが極端に苦手だし、仕事に対する意欲が低く、責任感も欠如しているので、いきなり遠くへの転勤なんて言い渡された日には即座に転職サイトに登録すると思うが、やっぱりバリバリやっていこうと思ったらそういうわけにもいかないらしい。もっと仕事に本気で向き合わないといけないぞという思いと、絶対ごめんだという思いがぶつかりがちな日々です。

カラオケ

送別会の流れで、超久々にカラオケに行った。流行病以降一度も行ってなかったんじゃないか?
音域が狭く、好きで聴く曲はたいていキーが高すぎて歌えないので、カラオケでは普段そんなに聴きもしない曲ばかりを歌うことになり、なんだかなあという思いが残る。そういえば、ライブに行ってボーカルが客席に振ったときも「オク下でしか歌えないが……」となるパターンがあったような気がする(そもそも客席に振るようなライブに行くことが稀だが)。思いっきりPainkillerを歌っていた元同期が羨ましい。いや別にPainkillerを歌いたい気持ちはないけど。

よかったもの

日本SF作家クラブ『ポストコロナのSF』

半分ほど読んだ。この紙幅にこの人数では一人当たり何ほどの長さも書けないだろうし、大きく出た帯文からはなんとなく嫌な予感がしていた……が、存外面白い!
コロナ禍へのアプローチやSF的な発展のさせ方も千差万別で、一人当たりを短く・人数を揃えた意味が日本SF作家クラブの底力を示す形で表れている。今のところ小川哲「黄金の書物」、高山羽根子「透明な街のゲーム」、柞刈湯葉「献身者たち」、菅浩江「砂場」が好み。

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 - It's a small world

harmoe.jp

46億年前 母なる宇宙のもと 彼女たちは生まれました。
二人手を繋ぐと 太陽よりも小柄だけれど 月よりもちょっぴり大きめ。
雨となり 魚となり 恐竜となって地球を旅してきた二人は
今また人間となって この地を旅してみることにしたのです。
Story by 中村彼方

ということで、二人の旅を描くように世界中のおとぎ話をテーマとしたダンスポップミュージックが展開されていく。
Tomgggを筆頭として作詞作曲には錚々たるメンバーが並ぶが、やはりフォロワーも言っていたようにtr.8「ククタナ」が出色の出来。このヨレたリズムはなんていうんだろう……と思ったけどダンスホールっていうジャンルなんですね。
露崎まひる役の声優と大場なな役の声優が組んだユニットが、インド風でトライバルなビートの鳴る楽曲を歌うということで、全編通してかなり𝒘𝒊(𝒍)𝒅-𝒔𝒄𝒓𝒆𝒆𝒏 𝗯𝗮𝗿𝗼𝗾𝘂𝗲を感じてしまうのはどうしようもない。Story by 中村彼方だし。